2010年3月17日水曜日

おんがく

The Stalin - Stop Jap

高校生の時にロマンチストをよく聞いていました。
今ではあまり聞かないタイプの音楽で、しかし昔はよく聞いていた。
じゃがたらとか村八分、INU、GAUZEとか。
戸川純を聞いて、無意味に興奮していたことを思い出します。
最近いいなあと思ってよく聴きます。
俺の聴取傾向はここらへんから狂ってきているのではないかと。
それまでは、プログレロックとか、洋楽の普通のパンクが好きだった。



戸川純 - 好き好き大好き

もろに80年代なヤプーズ、ゲルニカ、戸川純は僕の苦手な音楽だったのですが、だんだんと好きになってきました。
アイドルと歌手の中間の曖昧な立ち位置だからこその歌詞や曲調であるような気がします。
アイドルがアイドルを歌うような。
玉姫様の歌詞や、「好き好き大好き」の「愛してるって言わなきゃ殺す」っていう歌詞は、戸川純ならではです。
リュックサックです。


SLEATER KINNEY - SLEATER-KINNEY

最近知った。
俺がハードコアパンクをまた聞き出すようになったきっかけ。
といっても、このバンド自体はそんなにハードコアではないのですが。
The Last Songのかっこよさ!
シャウトです。





Taylor Deupree - Landing

電子音楽。12kの設立者であるtaylor deupreeのアルバム。
静謐で、その静けさは音が常に鳴っているからこそ感じます。
音が水飴のように伸びていっていつの間にか他の音に変わっている。音楽でない音が突発的に挿入され、その音は音楽に半ば強引に組み込まれます。無理矢理に音同士をつなげているかのようです。
音楽の断片は、その元の様々な音楽を想起させる。
一つの物語があるようで、それにしたがって曲が構成されているかのようです。



Various Artist - Yasujiro Ozu HITOKOMAKURA

and/OARというレーベルの「監督シリーズ」の第二弾。
「監督シリーズ」というのは俺がかってにつけた名称です。
映画監督にまつわる音楽のコンピレーションアルバムです。
第一弾はアンドレイ・タルコフスキーらしい。聞きたい!
第三弾はアントニオーニの「愛の不毛三部作」らしい。聞きたい!

このアルバムは小津安二郎の映画におけるpillow shot、つまりシーンとシーンの間に挿入される風景のカットにフォーカスを当てて作られた楽曲群です。フィールドレコーディングです。
個人的な記憶の内にある場所を想起させる音。そして連想する小津安二郎の映画の風景は共有可能で、個人的な記憶は連想される映像によって統御されているかのようです。
アーノルド・シェーンベルクは「映画の一場面への伴奏音楽」という存在しない映画のための音楽を作曲しましたが(ストローブ=ユイレがこの音楽のための映画を作ったので存在する)、シェーンベルクの試みとはまた違った、音楽に対する映画的アプローチとでもいいましょうか。
音楽と映像は並列関係にあります。例えばストローブ=ユイレの『アーノルト・シェーンベルクの「映画の一場面への伴奏音楽」入門』が音楽によって想起された映像の映画化なら、このアルバムは映像によって想起された音楽のアルバムで、しかしながらどのシーンによっての想起なのかは曖昧であるために、映像は音楽に従属していない。おわり

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