2日間かけてドラクエ3とドラクエ4をクリアーした。
どちらもリメイク版で、3はスーファミ、4はプレステだった。
ドラゴンクエストⅢ
物語の途中で、妖精の村に行くんですが、妖精たちは我々に対して非常にそっけないんです。
行方不明の妖精の消息とかわざわざ探しに行っても、全然その態度は改善されません。
なんというか、切ないです。
スーファミのリメイクしかプレイしたことないんですが、ゲームのバランスとかは良くできていて、RPGとしての面白さでは一番なんじゃないでしょうか。ちなみに僕は1~6までしかやった事ありませんが。
不死鳥ラーミアに乗っているときの音楽がいいです。youtubeでFC~PS2、N響の音源を聞いたんですが、一番はFCじゃないかと思いました。やっぱりすぎやまこういちがFC音源での再現性を考慮に入れてスコアを書いたからなんですかね。わかりませんが。
ドラゴンクエスト4
CMがかなり印象的です。プレステのリメイクでは3Dになってて、長時間プレイしていたので若干気持ち悪くなりました。いちいち視点を操作しなきゃならんのでめんどくさいです。これにかんしては本当にFC版の方が良い。
物語は好きです。でも、天空シリーズでは6の方がいいと思います。しかしながらゲームシステムでは4の方が優れていると思います。
FC版で技術的に無理だったアニメーションには常に既視感がまとわりついて、自分の想像力が技術を補完していたのだなと感じた。
どちらもチュンソフトの中村光一がディレクションしています。
FC版ドラクエ3の容量は256Kバイト、ドラクエ4は500Kバイトです。
エロ画像1枚分の容量より少ないことには、非常に斜めからですが、感動してしまいます。
エロ画像一枚以下で、48時間を浪費してしまっていることになる!
でも、全角文字2バイトだから、容量エロ画像以下感動電影少女以上なんてものはざらにあるのか。ドストエフスキー「罪と罰」の英訳(プロジェクト・グーテンベルグ)は1.1メガバイトです。「罪と罰」より容量が少ないドラクエ!だからどうしたことはないですが。
ドラクエ4のエンディングは非常に切なくて、記憶に残ります。
坂口安吾の「教祖の文学-小林秀雄論」には、安吾と小林秀雄が二人で電車に乗った時の思い出話が書かれているんですが、これと同じ情景を小林秀雄もまた書います。坂口安吾が無人のプラットフォームにぽつんと立っている姿がまるで「風博士」のようだったと。
その文章を想起せずにはいられません、ドラクエ4のエンディングを見るときは。
誰もいない村で、一人ポツンと立っている主人公。ドット絵だから、間の抜けた表情をして何もしゃべらない。サルトルがどっかで書いてましたが、「世界は僕以外で満杯だ」とはまさにこのことです。自分がテレビ画面の前に座っていて、ゲームの人生が仮の人生でしかなく、自分はまだ何も成していない。自分のリアルな立ち位置を反省させられます。
全体、RPG、いやドラクエシリーズは子供のためのものだ。年を重ねるにつれて選択肢は狭まってくるし、別の選択肢に対する憧憬はあってもそれはかつてのそれであって、選択することはもはやかなわない。もはや再体験でしかなくなっている。
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